こんにちは。ラ・カスタ ガーデンのガーデナーです。
残暑お見舞い申し上げます。
暑い日がまだまだ続きますね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏、おそろしいほど雨が降りません。やっと昨夕に降ったのですが、
暑い日中とセットのはずの、夕立がこないので長いホースを抱え、ほぼ毎日水やりです。
「通り雨でも、にわか雨でも良いので、降ってください!」と祈るガーデナーの日々です。
植物達に、どうか恵みの雨を…。
では、ガーデンの植物たちの様子です。
エキナセア・プルプレア‘ベビースワンホワイト’や、ジニア、アゲラタムなど、
夏の花たちの共演です。
メドウガーデンに咲く宿根草、エキノプス‘アークティックグロウ’。
透明感のある白い花が咲くエキノプスで、とても涼しげです。
頭のてっぺんから徐々に下に咲き進む様子もかわいいですね。
共演している黄色の花は、ルドベキア。
明るいピンク色のグラデーションがきれいな、クレオメ。
太陽が出ているときは花びらを縮め、夕方や曇りや雨の時に、花びらを広げます。
なので、夕暮れのクレオメがとても美しく、ガーデナーのお気に入りです。
冒険家のかえる。
興味津々に何かを見つめていました。
まわりに田園が多いので、ガーデンにはかえるもたくさん住んでいます。
アロマガーデンでは、イランイランノキが咲きはじめました。
エキゾチックに漂う香りを嗅ぎながらもう夏も終わりだな…と、すこし感傷的になります。
学名はカナンガ・オドラータ。オドラータは、「香りのよい」や「花の香り」という意味です。
イランイランは精油名で、「そよ風に揺れる花々」という語源から派生し、「花の中の花」という意味を持っています。
植物の名前は、その植物の特徴や、遠い国で自生している風景、名前を付けた人のその時の感情や想いを感じられるので、とてもロマンティックで好きです。
まだ暑い日も続きますが、木陰やカフェで休憩し、園内に流れる清らかな水で涼みながらお楽しみいただくガーデン散歩をどうぞ。
植物とお待ちしております。