こんにちは。ラ・カスタ ガーデンのガーデナーです。
まだまだ暑い日もありますが、風景は少しずつ黄みを帯びてきました。
しかし、本当に雨が降らない夏でした。
初秋の今も尚、ここ長野県大町市には雨がほぼ降りません。
水やりが好きなガーデナーも、いよいよ「もう水やりばかりでツカレタ。」と呟きを漏らしています。
天気予報や雨雲レーダーに裏切られることにもずいぶん馴れてしまった、しょんぼりのガーデナー達です。
さあ、ラ・カスタ ガーデンの様子です。
「秋」の文字が名前の中にある、「秋海棠(シュウカイドウ)」が咲いています。
古くから歌人や俳人に愛された植物で、趣があり美しいと感じます。
白樺林では、秋桜(コスモス)が咲き始めました。秋の桜というステキな名前をもらった花は、秋風に揺れやはり情緒的です。
シーズンガーデンでは、お盆過ぎに大規模に植え替えた草花たちが共演しています。
秋が深まるにつれ、陰影は濃くなり、ダイナミックな装いになります。
秋の装いは、ラ・カスタ ガーデン内のファクトリーの中にも。
ファクトリー2階は、植物研究から生まれたラ・カスタを表現する空間。
ラ・カスタ ナーセリーで栽培した草花のドライフラワーで演出しています。
ガーデンだけでなく、ファクトリーの中も季節ごとに装飾を取りかえています。
先日の休園日に秋の装いに衣替えいたしました。
ラ・カスタのブランドフラワーであるエキナセア。そしてアマランサスや、草の穂を吊り、
秋の装いに。
これが、7月から先日までの涼し気でおしゃれな装い。
暖かみのある上品な装いになりました。
そして、調香体験や、香りの体験ができるアロマバーの天井も、たくさんの草花をふんだんに入れ替えました。
数種類のひまわりや、ミレット、クラスペディア…
ナーセリーで採れた植物たちを、じっくりとご覧くださいね。
同じくファクトリー2階にある、「オリジンルーム」も入れ替え。
ここ大町市生まれのヘアケアブランド、「ラ・カスタ」の歴史、ラ・カスタ ガーデンのなりたちをみなさまに知っていただきたく設けた場所です。
創業者の机をイメージした展示、アンティークのキャビネットに並ぶ、わたしたちの「宝物」をじっくり見ていただき、ラ・カスタ知って、より愛していただけたら嬉しいです。
さて、秋風吹く気持ちの良い季節が、きっときっともうすぐやってきます。
植物たちとお待ちしております。